2009年11月06日

中性脂肪は高脂血症の危険因子

血液検査の結果、血液中の脂質濃度が高いと出た場合、高脂血症と診断されますが、それでも普通にしていれば自覚症状は何もありません。
ですが、たまに数値が特に高い人で、脂肪が皮膚、アキレス腱などに蓄積し、「黄色腫」と言うコブのようなものを形成する場合があります。
アキレス腱がぷっくり膨らむなどの症状が出てくるのです。

そして中性脂肪値が高くなると、やがて肝臓、膵臓が肥大してきます。
その結果、膵炎になる危険性が出てきます。
膵炎はとても激しい腹痛を伴い、最悪は死に至ってしまう恐ろしい病気なのです。
中性脂肪はその危険因子ということになります。

ところで、この中性脂肪とは何でしょうか?
中性脂肪は肝臓で作られるものです。
または食事によって摂取されたものから作られます。
そして、それらは体内で貯蔵されます。
こうして貯蔵された中性脂肪は、体のエネルギーとなります。
ただ、中性脂肪はすぐにはエネルギーとして使われず、非常時に備える形で貯蓄されているのです。

ここで知っておきたいことは、中性脂肪というものは、コレステロールのように、血管の壁にくっつくわけではありません。
しかし、血液に含まれている中性脂肪が多くなりますと、通常のLDLより、小さいサイズのLDLが沢山現れます。
そして、「リポたんぱく」が分解される時に発生する「レムナント」と呼ばれている老廃物も増加します。
小さいLDLやレムナントは、血管の内側にくっつきやすいのです。
その結果、動脈硬化に繋がってしまいますから、高脂血症とわかったら自覚症状がなくても改善しなくてはなりません。
posted by 高脂血症 at 11:38 | TrackBack(0) | 高脂血症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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